公立那賀病院

第8回那賀地区市民公開講座

第8回那賀地区市民公開講座のご報告

第8回那賀地区市民公開講座が平成22年1月23日土曜日午後に公立那賀病院講義室で開催されました。今回は最近崩壊の危機が叫ばれている救急医療について、正しい知識を持って上手に利用していただきたいと言うことで、テーマは「みんなで救急を考えてみましょう」としました。一般、消防、病院・医師会関係の計40名あまりの参加がありました。

 当日は数日来の冷え込みもゆるみ、会場は暖房が不要なほどの暖かさでした。主催の教育研修委員会からの挨拶のあと、共催の救急委員会委員長(整形外科 木下副院長)からこの会の意義についてお話がありました。

講演はまず教育研修委員会委員長(乳腺・呼吸器外科 平井科長)が那賀地区と那賀病院の救急体制の現状と問題点をお話ししたあと、南和歌山医療センター救命救急センター長の川崎先生にご講演いただきました。

川崎先生は、救急専門医の立場からは日本の救急医療が世界最高レベルにありながら非常に安価であること、需要の増加に供給が追いつかないこと、救急に携わる医師の苦労そして患者さん側からは救急医療を上手に利用する方法などなど盛りだくさんの内容をとてもわかりやすくお話し下さいました。

そして、今回の公開講座は救急の手技に関するものではありませんでしたが、最近AED(自動体外式除細動器)が普及しているのに使用頻度がまだ低いとのニュースがあったことから、おまけとして川崎先生と当院内科の河島科長とでAEDの使い方のシミュレーションを行いました。

参加者からの熱心な質問で予定の2時間を超えて盛り上がりました。

教育研修委員会 委員長 平井一成