糖尿病は、いったん良くなっても治療や療養を怠ると再燃する病気であることから、不治のやまいとも言え、一生この疾患とのお付き合いが必要になります。
一方、よい療養・よい治療・よいコントロールによって、正常人と変わらない健康状態を保つことも可能で、そのためには食事・運動をはじめ様々な日常生活の養生・工夫が重要であり、また生涯に渡ってそれを継続しなければなりません。
正しい療養を続けるには、糖尿病についての「正確な情報と正しい知識の把握」が必要であり、医療関係者からの指導のみならず、糖尿病という同じ疾患をもつ人達が集まり、互いの生活の知恵・養生のコツなどについての意見交換をすることもまた大きな意義があります。
六果会は、ハイキングや座談会を通じて、実体験の中で糖尿病についての正しい療養知識を修得していただき、また同じ疾患をもつ仲間としての相互の親睦をも図ることをも目的として平成21年4月に開設されました。
六果会は、公益法人日本糖尿病協会(会員は全国で10万人以上の方が入会している公益法人)の下部組織である和歌山県糖尿病協会の中の1つに所属します。六果会と同様の患者友の会が、他に和歌山県立医科大学、和歌山ろうさい病院などにも存在しています。
糖尿病患者さん、そのご家族、医療スタッフ、その他糖尿病に関心と理解のある方なら、どなたでも入会できます。
年会費3,000円です。ご入会時または更新時は年度初めに一括ご納入をお願いします。
なお、本会の年度は4月1日~翌年3月31日です。
六果会は、公益法人日本糖尿病協会の中の一組織です。
間接的ではありますが、諸方面から様々な補助があり、また医療スタッフ等からのボランティア活動で支えられているからです。
那賀地方特産の六つの果実=「桃」「柿」「いちじく」「いちご」「キウイフルーツ」「はっさく」から名づけました。